不入流(いらずりゅう)とは、高知県に本山を構えるしみ抜き流派。
元々、着物の紋入れから流れを汲むもので、現在は洋服のしみ抜きは勿論、
着物のしみ抜きまで扱う業界屈指のしみ抜き集団です。
不入流には位があり、匠聖(しょうせい)、師聖(しせい)、師範(しはん)と
それぞれの技術にあった試験に合格した者が、その位の看板を授与されます。
当店では、2014年度の師範試験に合格し「不入流しみ抜き」の看板を取得!
師範は全国でも114人しかおらず、栃木県唯一の師範取得者となりました!
これまでの当店しみ抜き技術に加え、不入流しみ抜きが加わったことで、
お客様の様々なご要望にお応え出来るようになりました!
(しみ抜き料金について)
※しみ抜きコースでは不入流独自の薬品や技法を用いる為、
通常のクリーニング料金に加え、しみ抜き料金をいただきます。
ご依頼時に、おおまかな料金、納期、リスクなどを
お客様とご相談してからの作業となります。
※安全に処理するために様々な薬品、洗浄を試しながらの作業と
なります。その為、お時間をいただく場合がございます。
※当店設備では処理出来ない「難易度の高い品物」に関しましては
不入流・東京にて処理致します。(納期、料金など見積もり)
(参考価格)
○小さいしみは1ヵ所~3ヶ所程度で500円位で処理できます。
○4~10ヶ所程度で 600円~1000円位
○10ヶ所以上は 1200円位~
○衿・脇の黄変 800円~
○復元加工 上着 3000円~ ズボン、スカート 2000円~
○インク 300円~
取れないシミもあります!ご理解下さい!
まず、どんなしみが取れないのかというと生地の染色堅牢度よりもしみの方が生地に定着している
ものです。つまり、しみよりも生地の色の方が弱いものは物理的にしみを抜くという作業が
生地の色も抜くということに直結します。この場合は色修正などで直すことが出来ますが、
お客様の了解が必要となります。
また、しみを落とす為の薬品や方法が生地の性質と合わない場合。生地によっては薬品が生地を
硬化させたり、腐食させてしまうものもあり、それらの薬品や技術を使う必要のあるしみが、それらの
生地についている場合は諦めて頂く他ありません。
クリーニング表示が無いもの。また表示がすべて×になっているもの。
しみ抜きにある程度のリスクは付物です。普段ドライクリーニングしか行っていない品物は、
特に水に通すことで綺麗にすることもできますが、ある程度、生地の風合いや型崩れなどが
生じてしまう場合があります。勿論、不入流しみ抜きは出来るだけ風合いその他も、なるべく
損なわないようにいたしますが100%風合いを損なわずにしみ抜きをするということをお約束
することは出来ません。